新規開業か事業継承か
新規開業には、いくつかの形態があることをご存知ですか?
最も多いと思われるのは、いわゆる新規開業で、先生自身の診療所を新たに建設し、
その診療所の経営方針に合わせた医療機器・設備を導入する形態です。
この他にテナントによる開業、リースバック、レントハウスなどによる開業もあります。
これらの形態での開業は、ゼロから新たなブランド(診療所)を立ち上げるという意味では達成感が大きく、
魅力的な開業ではあります。
その反面、新規開業に係る負債、固定支出(リース料、テナント料等)が大きい場合、
医院数が増え競合の多い昨今では、経営上のリスクが存在してくるのも事実ではないでしょうか。
そこで新たな開業の選択肢としてお勧めしたい形態が
リスクヘッジの側面も持ち合わせる既存医院の事業継承による開業です。